地球での生活レポートをしたためています。 この星で、ぼくが何を考え、何をしているのかを知る良いツールだと思います。
なぜ、この時期なのだろうか。辞めるとすれば、参院選で大敗した7月の時点ではないのか。それをせずにいたということは、重要法案制定などで区切りをつけた後でない限り、辞任はしないものと思っていた。
体調不良のためという話もあるが、首相という職業が激務であることは周知のことであり、また、自ら望んでなった以上、本人が耐えられなかったとしても職責は全うすべきであった。とはいえ、本人の問題ではない政治とカネの問題が続出した運の無い政権であったとも言える。
とはいえ、去るものは追わず。次の内閣を考えよう。
内閣総理大臣には、現時点で福田氏が最有力だろう。しかし、この政治不審の情勢では衆院解散までの選挙管理内閣となる可能性が高いがそれを払拭するだけの安定した政権になることが望まれる。
おぼっちゃま政権などと言われたこの政権であったが、J.F.ケネディ時代のBest and brightestとどうして違いが出たのかは国の違いとして受け取るべきなのだろうか。 -------- TITLE: 太陽とグスタフ・マーラー AUTHOR: カイト DATE: 4:34:00 PM ----- BODY: グスタフ・マーラー(Gustav Mahler)と言えばロマン派後期のオーストリアの作曲家ですが、最近はよく彼の音楽を聴きます。とはいっても、聴くのはごく一部の楽曲で、交響曲第1番、交響曲第8番、交響曲「大地の歌」くらいなのですが。しかし、これだけでも彼の主要な作品は抑えされていると思います。
交響曲第1番は、交響詩として作られた当初は「巨人」という標題がつけられていましたが、後に標題は破棄され交響曲となりました。しかし、番号よりも名前の方が覚えやすいのか、結局のところ標題が破棄された現在でも「巨人」の名前で親しまれています。この楽曲の特徴はやはり、第1楽章冒頭のカッコウの鳴き声に似せた音とラッパでしょう。これらは、自然の音を象徴しているそうです。ラッパについては、マーラーの生まれた家の近くに兵舎があり、日常からラッパの音を自然の音として捉えていたことに由来するという分析があります。そして、第4楽章の重厚な第1楽章の音節のリフレインがあります。これは、ベートーベン交響曲第9番第1楽章の主題のように何度も重ねられ奏でられます。
交響曲第8番は、マーラーが最後に自作自演を行い、大成功を収めた作品です。これには、1000人を越えたオーケストラと合唱団を動員した大作であるため「千人の交響曲」とも呼ばれます。この特徴は、合唱の壮大さと第1部における"Accende"に続く部分での展開でしょう。この第1部は、"Veni Creator Spilitus"「来れ、創造主たる聖霊よ」という聖歌を利用したもので、聖霊の7つの姿と対応した7漣からなっています。しかし、この第1部ではマーラーは1つ多い8漣で第1部を構成しています。単純に考えればマーラーの8番目の交響曲なので8にしたとできるのですが、実際に彼が何を思って1漣追加したのかは定かではありません。しかし、そのように深く考えるのではなく、シンプルな答えもあります。彼は、音楽に合う詩が欲しかったのであって、聖歌を作るつもりは無かったということです。音楽を聴くときに歌詞の意味ではなく語感や音声を重視したのではないかと思うのです。彼は、公演をしやすくするという理由だけで改宗をする程の人間であったとの話もあります。
グスタフ・マーラーという人物については岩波新書の黄版で『グスタフ・マーラー』という本が出版されていますので、参考になると思います。 -------- TITLE: ニューヨークに花束を AUTHOR: カイト DATE: 9/12/2007 5:07:00 PM ----- BODY: 911のテロから何年だろうか。ニュースで言っていてもあまり記憶には残らない。世界史に残るような大事件であるにもかかわらず、身の回りに全くというほど影響が無かったためかもしれない。世界が動き、その後1つの国を亡ぼしたあの出来事が起こった日に気にしていたのはその日中断したドラマをどのように再放送するかであった。私にその程度の認識しか無かったということではなく、私にそれだけの余裕を持たせないほど事件は大きくはならなかったのである。
人に大きな影響を与えうるのは世界を揺るがす大事件ではなく、身の回りに起こった端から見れば些細なことなのではないか。結局のところ、グローバリズムが進展しても世界が個人に介入することは難しいように思えるのである。一人の人間を変えるのは、その人間にとっての大事件である。例えば、受験例えば、家族の事故そんな、ありふれたものが契機となる。
今日、首相が辞めてもほとんどの人の人生には大事件となりえない。
だからこそ、外から事件を待つのではなく、自ら事件(変化)を起こすことが変革には必要なのではないか。 -------- TITLE: Report about China AUTHOR: カイト DATE: 9/10/2007 4:50:00 PM CATEGORY: Report CATEGORY: topicality ----- BODY: 2007年に講義のレポートとして書いた物です。テーマは講義で扱った国の中から一つを選んで論評せよ、とのものだったので、時流に乗って中国を扱うことにしました。 中華人民共和国についてのレポート はじめに 今回の講座は、諸外国で特派員を経験された方々から生きたお話を伺うことができ、大変有意義なものとなった。ここで、私は今回のテーマとして中国を取り上げたい。中国は来年にオリンピックを控えている上に、知的財産権を無視した石景山遊楽園の問題や、恩家宝首相の来日など特筆すべき点が多々ある。このような現代中国が抱える問題点等を、日中関係の現在と今後の展望を踏まえながら論じていく。 1.温家宝首相来日 今年の4月、中国の恩家宝首相が来日した。小泉首相の靖国参拝で戦後最悪といわれるまでに悪化していた日中関係であったが、今回の来日では友好関係が重視されたように感じられた。日中の「戦略的互恵関係」のための具体的な協力を行うことを決定し、政寒経熱と呼ばれる両国の関係はこのときから融和的なムードが漂っているように見えた。 安部首相は、初の訪問先を韓国・中国としたことや、靖国参拝問題に対して「行くとも行かないとも言わない」という参拝を断行した小泉首相よりは二歩三歩引いた姿勢でいること、すでに日中の経済関係が相互依存の段階にあることなどから関係の改善が図られた結果であると思われる。 とはいうものの、日中関係に問題が無いわけではない。 2.政寒 日中間の関係の中で、忘れてはならないのが過去の戦争問題である。2005年の反日デモは世界でも大々的に報道され、それを期に東南アジア等に事業を分散させる企業もあった。これは、また日中両国のナショナリズムの問題にもかかわるものである。日本においては、「新しい歴史教科書をつくる会」が、現在の主流である太平洋戦争に対する否定的な見方を「自虐史観」と批判し、「次世代に自信を持って伝えることのできる良識ある歴史教科書の作成、提供をめざす」として、新たな教科書が作られた例もある。これに関して、周辺諸国が大いに抗議したことは言うまでもない。また、小泉前首相は靖国参拝を毎年のように行ったが、彼は参拝を「心の問題」であるとし、取り合わなかった。それが、日中関係を悪化させる原因となり、彼の最後の任期での8月15日の参拝では戦後最悪といっていいほど日中関係は悪化した。しかし、このような中国の日本批判にはある説がある。それは、中国に内在するジレンマである社会主義を掲げながらの実質的資本主義や、貧しい農村部と都市部とでの格差問題、共産党による思想・弾圧の捌け口を日本に向けさせる意図が中国政府にあるというものである。また、中国での情報統制は厳しいものであり、Googleの中国版で天安門事件に対しての記事や法輪功に対しての記事が表示されなくなっている。これに関し、Googleは中国政府の検閲を認めている。 また、A級戦犯合祀も問題になっている。戦争犯罪人であるA級戦犯が祀られているにもかかわらず、その国の首相が参拝しているということになるからである。戦争犯罪人であれ、亡くなった人には変わりなく問題がないとするのが日本のスタンスであるが、中国はそれとは相反するスタンスを持っている。南宋代の政治家である秦檜への態度がそこに現れている。彼らは秦檜を売国奴とし、岳王廟にある秦檜夫婦の像には唾を吐きかける習慣があるという。彼らは、過去を水に流さない性質の国民なのである。 3.経熱 日本と中国の間の貿易関係は、すでに切っても切れない関係になっている。経熱と呼ばれるだけあって日本の第一の貿易相手国は現在中国である。我々の身の回りには中国製品が知らず知らずのうちに増えている状況にある。温首相も今回の訪日では、経済団体との懇談を精力的にこなした。経済界では、中国との関係を良好にしたい向きが強い。 経済界にとって豊富な人口を抱える中国は労働力の供給源であり、魅力的なマーケットであるためである。このように、経済においては盛んに交流のある両国関係であるが、日中間の互恵関係構築もあくまで経済先行であるという見方もある。 4.中国の今日的課題 中国が最大の二酸化炭素排出国となったのは記憶に新しいところである。 産業の発展のためには、二酸化炭素の排出はやむを得ないものである。しかし、二酸化炭素排出削減が叫ばれている世界情勢の中でも以前と同程度の排出が認められることは難しいように思われる。また、石景山遊楽園などを見る限り知的財産権の希薄さが問題である。事実として、発展をしていく国にとって、模倣は発展のための手段でもあり、日本でも以前は行われていたことである。しかし、複製が容易に出来る知的財産に対しては厳正に対応せざるを得ないと思われる。 おわりに 中国とは、日本と異質の国である。 情報統制がしかれ、基本的人権が確保されている状況には無い。しかし、世界における政治的・軍事的・経済的なプレゼンスを高めていく彼らに対して、我々は一方的な非難をするべきでなく、融和と共存を模索する姿勢が重要なように思われる。 参考文献 毛里和子『日中関係 : 戦後から新時代へ 』(岩波書店、2006年) 丸山知雄『現代中国の産業:勃興する中国企業の強さと脆さ』(中央公論新社、2007年) [1]Official Google Blog” Google in China”<http://googleblog.blogspot.com/2006/01/google-in-china.html>(参照 2007/07/06 19:25)による。 -------- TITLE: 2.0へ向けて AUTHOR: カイト DATE: 9/02/2007 6:40:00 PM CATEGORY: internet CATEGORY: topicality ----- BODY: 文化的な生活を送りたいものだ。 そう、世で言われるところの2.0な生活である。 情報の配信が、小数の人間が持つ特権から、 すべての人間が持つものに転化したのである。 その権利を享受しようと思うのは、当然のことである。 私は、一方的な受信者から、 受信者であり、配信者であるという双方向的な立場へと転化しようと思ったのである。 そのために、ブログを始めたにもかかわらず、 更新がなされていない。 更新をし続けるためには、受信者からのフィードバックが必要なのである。 そこで、私は皆様に積極的なコメントをお願いしたい。 スパムは困りものであるが、最近はスパムコメントすら無い。 これこそが、Webからの隔絶なのだろうか。 一方的にお願いするのは、礼を失するというものである。 したがって、私も、積極的にコメントを付けることにしようと思っている。 ここで、これからの方針について書こう。 私は、学生という立場にあるのでレポートを書く機会が多い。 それを、担当教員に提出するだけで済ませるのは非常にもったいないと思う。 そこで、これからは過去の物を含めレポートを公開していこうと思うのである。 できれば、批評、叱責などをいただきたい。 また、前記の理由より、積極的に、コメント、トラックバックを行いたい。 では、2.0へ -------- TITLE: ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 AUTHOR: カイト DATE: 8/31/2007 9:15:00 PM CATEGORY: Music CATEGORY: topicality ----- BODY: 偶然見つけたので貼っておきます。9月の16日まで見られるそうなのでお早めに。 全くの新作と言うことで楽しみにしています。でも、劇場に行くのは面倒なのでDVDあたりを買うことになると思うのですが。それにしても、セル画とデジタル処理では画質が全く違うのですね。 -------- TITLE: Somebody says "I shop Iam",but... AUTHOR: カイト DATE: 7/27/2007 11:47:00 AM CATEGORY: Life ----- BODY: 昨日は、買い物を済ませたわけですが… 非常に疲れました。今まで、買おうと思っていても買わずにいた物を消化していったのです。 例えば、けっこう忘れがちな、空気清浄機。 けっこう忘れがちな、切れていた必要のない場所の電球。 空気清浄機のフィルターというのは高いもので、本体価格の50%近くするのです。そういえば、プリンタのインクカートリッジも高かったですね。あの商法はどうもヤクザのように見えてなりません。特にプリンタは、起動するたびにクリーニングと称して印刷してもいないのにインクが消費されるわけですから。 しかも、昨日は梅雨明けということもあって暑かったのです。その状態で、3時間近く歩き続けていたわけですから疲労がたまらないはずがありません。そして、帰ったあとに食品の買い出しをしたわけですから、もうくたくただったわけです。 さて、問題なのは、買い物の場所が一カ所に集中していないことです。出来れば、全部同じ建物にあればいいのですが、そういう施設は郊外に行かないと無いようです。街中というのも不便なものです。 -------- TITLE: 暇の使い道 AUTHOR: カイト DATE: 7/11/2007 4:48:00 PM CATEGORY: Life ----- BODY: 夏が来れば思い出す~ 尾瀬には最近行っていません。尾瀬にある思い出といえば、歩きすぎてとにかく疲れたことです。 ところで、もう7月になったのですが、梅雨が終わっているようには思えず、むしろ今がその中心にあるような気がしてなりません。7月といえば、夏なのです。遥かな尾瀬なのです。遠い空なのです。しかし、目の前にあるのはどんよりした雲と湿気、そしてたまにある豪雨であります。もともと、僕は雨が嫌いです。好きな人自体少ないでしょうけど。雨は、行動範囲を極端に狭め、湿気を増大させ、傘という荷物を私たちに強制します。そう、心から叫びたいのです。 雨なんて大嫌いだ。 そう、大嫌いです。しかし、がっかりしてもいられません。そこで、よりポジティブにいきようと意を決するわけです。ポジティブに生きるというのは、周りから喜びを見出すことにはかなりません。周りから喜びを見つけるため、最近ではiPodで音楽を聴くのではなく、講演やPodcastを聴くようにしています。 それは、第一に、時間を無駄にしないため(音楽を聴くことが無駄とはいいませんが、知識を得られる時間に他のことをするのは時間のない現代においてもったいないことのような気がするのです。もちろん、時間に余裕のあるとき・精神的に余裕を持ちたいときには音楽も良いと思います。)です。無駄な時間はそのまま、「がっかり」につながります。ポジティブに生きるためには自分を暇にしないことが重要なのです。 第二に、インターネットには聞いて楽しい・ためになるコンテンツがたくさんあるということです。たとえば、茂木健一郎氏のクオリア日記では彼の講演を聴くことができるようになっています。また、朝の通学時には「聴く日経」の情報も欠かせません。新聞を取っていないために、このようにして情報を得るしかないのです。この中から、生きていく上で楽しくなるような日々の喜びが散らかっていると思うのです。講演を聴いていると、考えること・読むべき本が見つかります。 移動時や、空き時間というのは無駄にしがちです。せっかく生きているのですから、その時間は最大限に利用したいものです。 -------- TITLE: Live of Live Earth! AUTHOR: カイト DATE: 7/08/2007 11:07:00 PM CATEGORY: Music CATEGORY: television ----- BODY: 07/07/07は、Live EarthのLiveをNHK hivisionで視ました。帰ってきたのが、遅かったので最後のほうしか視られませんでしたがクライマックスはしっかり視ました。そうです、京都の東寺で行われたYellow Magic Orchestra のLiveです。最高の三人が、最高のステージで行ったパフォーマンスは無論最高でした。 一曲目は、教授の書いた曲でEco色というかLOHAS色の強い、如何にも教授らしい曲でした。ちょうど、No landmineを思い出すような作曲です。 二曲目は、あの RYDEEN でした。iTunes Storeで配信されているRYDEEN 79/07 とはちょっと違ったアレンジで味わい深いもので、始まった瞬間にどよめきが起こりました。東寺を背景にして行われる生のパフォーマンスとハイビジョンの高画質、高音質でユキヒロさんや教授や細野さんのかっこよさが直に伝わって非常にステキな時間を楽しむことが出来ました。 このように、YMOのライブは最高だったわけです。スタジオに戻った後もTOMPOOが流れている辺りからもYMOの存在の大きさが感じられました。久しぶりに、テレビがステキだと思えた時間でした。 -------- TITLE: d.hatena.ne.jp/manjitalk AUTHOR: カイト DATE: 7/02/2007 10:28:00 AM CATEGORY: internet ----- BODY:
友人がブログを始めていました。開けてびっくりのステキなブログなので、毎日更新を楽しみにしています。彼のセンスは秀逸で、オチが効いているので飽きません。彼は理系ですが、文章の展開、流れが良くできています。美文を著す理系…ステキではありませんか。
彼は、また音楽も能くします。ポップチューンのエレクトロニカといったカテゴリに入ると思うのですが、これも楽しいものに仕上がっています。ぜひ、お聞きください。
このように楽しいブログですので、是非ともご覧ください。
d.hatena.ne.jp/manjitalk -------- TITLE: 教養について AUTHOR: カイト DATE: 7/01/2007 2:53:00 PM CATEGORY: Logic ----- BODY: 教養という言葉があります。僕は世の中をかっこよくスマートに生きていくために必要不可欠だと思っています。
そもそも、教養というのは様々な物に対する知識が人の中で消化されてその人の体の一部となっている形だと思っています。ただ、知っているだけでは雑学です。それについて考え、理解する(消化する)ことが必要だと思うのです。
そして、それは必要だから手に入れるものではなく、それを目的として手に入れるべきものだと思っています。そうです、カントの「目的の王国」です。教養とはそれ自体を目的として主体的に取り込むことで、始めてただの知識というもの昇華され、生きたものになると思うのです。主体的でないものはただ学校で慢然と授業を受けているのと変わりがなく、ただの知識、雑学にすぎません。
教養とは、主体性を持って知識を体に取り込み自分の一部にすることだと思うのです。
私は、雑学者には出来ないことが、教養者には出来ると考えています。教養とは理解することであり、信じることではありません。ゴータマ・シッタールダは自らの教義を説く際に
「信じるのではなく分かれ」
と言ったとされています。それに対してキリスト教では
「信ぜよ」
という言葉がよく出てきます。一神教におけるThe Godは唯一絶対であり、個人の思索が及んではならないということかもしれませんが、これが原理主義に繋がっているきらいもあります。
信じるとは即ち、知識を盲信する、つまり雑学とすることです。それに対して、分かるとは知識を理解する、つまり教養とすることだと思うのです。信じることも場合によっては大切でしょうが、応用力を効かせようと思ったら理解することが必須のように思えるのです。 -------- TITLE: 北朝鮮の対日安全保障について AUTHOR: カイト DATE: 6/13/2007 4:55:00 PM CATEGORY: Report ----- BODY: 去年の夏に講義の関係で書いたものです。 朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)は、1948年9月9日に朝鮮半島の北半において成立した国家である。この国について我々が持っている認識とは、すなわち「脅威」である。我々の知見からすれば、この国家はG.W.Bushの言葉を借りればAxis of evil(悪の枢軸)であり、テロ支援国家なのである。つまりは、我々の「敵」である。 彼らと我々との問題を列挙してみよう。第一に1910年の韓国併合以降1945年まで続いた朝鮮半島植民地化の謝罪問題である。第二に北朝鮮の核兵器保有問題である。第三に日本人拉致問題である。殊に、核兵器保有問題については近時のミサイル発射問題とあいまって切実な安全保障問題へと発展している。 先軍政治を加速化させ軍優先主義による体制生き残りを画策する金正日政権は、「軍は国家」とし、大衆の不満を押さえつけている。核開発は、金政権にとって、日本・アメリカに対しての有効な外交カードであり、このための技術支援、食糧支援を受けてきたことは言うまでも無い。六カ国協議の中で北朝鮮は、アメリカがイラク戦争とそれによって現在まで続いているテロとの戦いに注力し、朝鮮半島問題に力を割けないことを好機として、多くの国が唖然とした軽水炉提供の要求を、核開発を凍結することを条件に、「エネルギー資源として」手に入れることとなった。しかし、彼らが地下で秘密裏に核兵器の開発を行っていることは自明のことであり、これもイラク戦争の弊害とも呼べる事態であるかもしれない。 今回のミサイル発射事件に言及すれば、日本は今回、ミサイル発射の一報があった当日に経済制裁の発動を決定した。今後、北朝鮮への送金禁止など更なる制裁へと移行する可能性も示唆されている。この、経済制裁は中国・韓国との共同制裁が必要だという言及もあるが、直接国境を接している中国・韓国と日本の利益は一致しているとはいえない。よって、今回は、徹底した一国による経済制裁を行うべきであると思う。具体的には、北朝鮮への徹底した輸出入の禁止である。あさりをはじめとした海産物は北朝鮮によるものが相当の割合を占めている。これらは、北朝鮮産と表示されていなくとも北朝鮮から中国・韓国を経由して輸入されるものや、輸入後日本国内に再び埋戻し、「国産」と表示して販売する業者の存在等、単純な経済制裁では実行力が乏しい可能性がある。そこで、あらゆるものの徹底した輸出入の禁止をするとともに、今まで北朝鮮と取引をしてきた国内の業者の保護を行うシステムの構築が重要になってくると思われる。 北朝鮮と日本との関係で忘れてならないのは、「日本人拉致」問題である。小泉首相の訪朝を受けて、北朝鮮は、「国家的犯罪」ともいうべき、日本人拉致を認め、謝罪した。その中で、北朝鮮は横田めぐみさんら8人が死亡、5人の生存判明とした。殊に、横田めぐみさんの生死については、彼女の遺骨であるとして北朝鮮が渡した遺骨が本人のものではないことが判明し、また、彼女の「夫」とされる人物の会見が「北朝鮮で」行われ、彼女の生存を否定し、彼女の娘であるウンギョン(ヘギョン)さんの日本行きをも否定した。この、「夫」の主張は、彼女の命日や火葬の状況などに多くの矛盾点が見られ信用に足りるかどうかについては聊か疑問である。特に問題であるのが、夫とその家族の再会を「北朝鮮で」行ったことにある。横田茂さんら拉致被害者家族は、被害者家族の帰国に関し、北朝鮮へ迎えに行くという事を避けた。それは、北朝鮮国内では、北朝鮮の監視下に置かれているため、「日本に帰りたい」などという発言は不可能であり、それによって帰国が不可能となった事例が韓国拉致被害者で起こったからである。すなわち、夫の韓国の家族が行った行動は、このことから、「時期尚早」な行動と言わざるを得ないものであり、非常に悔やまれる。 この拉致問題の解決について、北朝鮮は、すでに謝罪も済み解決した、としている。平成14年の日朝平壌宣言には、拉致問題についての記載として考えられるものとして「双方は、国際法を遵守し、互いの安全を脅かす行動をとらないことを確認した。また、日本国民の生命と安全にかかわる懸案問題については、朝鮮民主主義人民共和国側は、日朝が不正常な関係にある中で生じたこのような遺憾な問題が今後再び生じることがないよう適切な措置をとることを確認した。」との記載があるのみで、「拉致」という言葉は用いられず曖昧な形になってしまったといわざるを得ない。 我々から見れば、韓国以上に「近くて遠い」国である北朝鮮であるが、彼らと手を取り合う未来が存在するのであろうか。北朝鮮との融和があるべき未来なのか、北朝鮮が存在しないことがあるべき未来なのか。どちらが日本にとって望ましい未来なのかは神のみぞ知るといったところであろうか。 参考文献 櫻井よしこ「この国を、なぜ、愛せないのか~論戦2006」ダイヤモンド社(2006) -------- TITLE: To write is good for my ... AUTHOR: カイト DATE: 6/04/2007 12:31:00 AM CATEGORY: internet ----- BODY: So I cannot write in English well.My tiny English skill makes me So So angry!That's why,I DONOT write in English for about 3years or longer. When I've been going to Yoyogi Seminar (I was High school student),teacher told me "Your English skill is ... 英語はやめましょう。疲れます。きっと、文法間違いの嵐です。茂木健一郎さんみたいに英語でブログを書いてみようとも思ったのですが、うまくいかないものです。 でもそろそろ英語のブログを作ってみようと思っています。 告知にとどまってしまいましたが、これからも更新を続けようという意思はありますので、よろしくお願いします。 -------- TITLE: 匿名性とブログ AUTHOR: カイト DATE: 4/12/2007 7:16:00 PM CATEGORY: Logic ----- BODY: ブログの存在意義を考えています。
情報化された世の中はある意味で個人情報の管理に過敏になっています。しかし、その一方で匿名という無責任が横行しているのも事実です。無責任は軽々しい発言を招き、誰か分からないということから攻撃性を増してしまいます。匿名はまた捏造の温床にもなりかねません。顔を隠せば他人が自分をかたることも容易です。しかし、インターネットを通じて、自分が何をしている誰なのか、ふだんどのように行動し、どのような嗜好、人間関係をもっているかを知られてしまうことには抵抗を感じます。そのためこのブログでは日本の一般的なブログの内容である「日記」の要素を排除し、コラム・エッセイ形式を心がけています。
有名な方のブログは住所や私生活の分かるものにはなっていません。茂木健一郎さんのブログもそうで日記形式でないため個人情報が漏れているようには見えません。私もそのように責任のあるブログを作りたいのですが、ちょっと実名表示はためらってしまいます。大切な問題なのでゆっくり考えてみようと思います。 -------- TITLE: 利用できるものは全て利用しましょう AUTHOR: カイト DATE: 4/09/2007 4:07:00 PM ----- BODY: ポッドキャストは有効に活用したいものです。何せタダなのですから。
良い作品は聴いても良い作品です。それが俳優さんによる朗読ならなおさらです。そこで、おすすめなのが「ききみみ名作文庫」です。最近では、俳優の大塚明夫さんが芥川龍之介の杜子春を朗読されていました。iTunesのPodcastでアートカテゴリで上位にランキングされていたはずです。
同じアートカテゴリにはニフティによるポッドキャスト落語もあります。
これは、新進気鋭の若手噺家の落語を聴くことができます。中には素晴らしい枕を聴かせてくれる噺家さんもいるのでおすすめです。私が思うに落語の良さとはオチ(下げ)の洗練にあると思います。昨今の漫才ではオチはあまり意識されず、内容の面白さだけで売ろうとしています。それと比べて落語はさまざまな伏線を張った上で見事なオチをみせてくれます。このオチの洗練は古典落語ならではのものだと思います。そのように素晴らしい作品を手軽に聴ける現在をみなさん楽しみましょう。 -------- TITLE: 人生において為すべき… AUTHOR: カイト DATE: 10:46:00 AM ----- BODY: 大学生活というものは長くもありますが、所詮有限のものであります。何かをしないと何も無いまま終わってしまいます。
日々をダラダラと過ごすのは簡単です。しかし、それは「暇」との戦いであります。その戦いに勝つのは容易ではありません。「何もしない」が板についてしまうとそこから離れられなくなってしまうのです。
結果として、自分から物事を楽しむということを忘れ、受け身でしか楽しめなくなります。そして、
「何かいいこと無いかなぁ」
が口癖になってしまうのです。しかし、これは分かっていても抜け出せるものではありません。
これを抜け出す一番の近道は自分を忙しくすることであると思っています。例えば、資格。TOEIC,漢字検定,京都検定というのもあります。とりあえず、申し込んでみるのも良いのではないでしょうか。 -------- TITLE: 新年明けましておめでとうございます AUTHOR: カイト DATE: 4/08/2007 4:06:00 PM ----- BODY: 今年初めての投稿になってしまいました。
春になるというのにここ数日、天候が芳しくありません。困ったものです。
今、読んでいる本は村田晃嗣『プレイバック1980年代』ですが、読みやすくてすぐに読み終われそうです。本といえば、最近は小説にも手を出してしまいまして、あさのあつこ、宮部みゆき、森絵都あたりを読んでみました。小説は考えずに読めるので読書の合間にうってつけです。現在取り掛かっているのは茂木健一郎『脳と仮想』です。小林秀雄の講演録をきっかけとした心脳問題についての作品なのですが、『クオリア入門』よりは分かりやすく、脳科学というよりむしろ思想に重点の置かれた作品に仕上がっているというのが読中の感想です。
書評ブログにするつもりはありませんが、今回はこれくらいで。 --------